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金持ちブサイクと貧乏イケメン、結婚するならどっち?

NY流・女の人生の岐路で、「最良の選択」をする方法

■一生変わらないものを重視する

 そこで、「性格」「年収」「ルックス」「肩書き」の4つの中で、年月の経過と共に変わるものと、変わらないものを整理しましょう。

• 変わるもの:ルックス
• 変わらないもの:性格
• どちらとも言えない:年収・肩書き

 結婚した当初はオールパーフェクトでも、10年、20年と年月が経過する中で、「ルックス」は絶対に変わります。

 どんなに素敵に年齢を重ねても老化は防ぐことができません。今の彼の惚れ惚れするほどカッコいいルックスは確実に変わることを理解しましょう。

 一方、絶対に変わらないものは「性格」です。昔から誠実で優しく、今も変わらず優しい彼の人間性は一生変わらず同じです。

 逆に、彼が冷たい性格の場合も変わりません。「結婚すれば優しい人に変わってくれるはず」というのは甘い期待です。

 どちらとも言えないのが「年収」と「肩書き」です。彼が上昇志向の強い人ならばグングン伸びていくでしょう。結婚当初はサラリーマンだった彼が起業し、事業に大成功して億万長者になることもあり得ますよね。

 この逆のパターンも考えられます。経営の能力があるとは思えないのに、彼が会社を辞めて起業した結果、年収も肩書きもすべて失ってしまうこともあります。

 彼の「将来性」は「性格」から察することもできます。前向きな人なのか、後ろ向きの人なのか。社交的か消極的なのか。人脈を築いて上昇気流に乗っていく人なのか、そうでないのか。

 ちなみに、アメリカ人の女性は「ルックス」を重視しません。たとえば、日本人女性に多い薄毛への苦手意識はないに等しいのです。目に見える部分よりも、見えない部分を大切に考えるので、この4つの中では「性格」が最優先です。これはアメリカ人男性も同じです。容姿よりも、性格のいい女性はいつもモテモテです。

 性格はその人そのものです。一番着目すべき大切な部分なのですよね。

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エリカ

Erica Miyasaka Entrepreneur

世界一生きるのが厳しい街と言われるニューヨークで、夢の実現に向け、強く美しく、男よりも男前に生きる女性起業家。日系、外資系企業にてビジネスの土台を築き、ボストンに留学。2003年に単身ニューヨークへ。ファッションコンサルティング会社のパートナーとして、ファッションと経営の仕事に携わりながら、自分らしく、自分の人生を生きる大切さを学ぶ。 2010年、ニューヨークで起業。日米にて意匠権を取得の新機能レッグウエアを開発、グローバル展開を果たす。日本展開では、一人で髙島屋の門を叩き、商談成立へ。髙島屋のセレクトショップ「STYLE&EDIT」全国7店舗他にて取り扱われる。2017年、ブランドを売却し、エグジットを果たす。起業家として次なる事業の立ち上げに着手、再びゼロからスタート。 著書にベストセラーとなった『ニューヨークの女性の「強く美しく」生きる方法』『ニューヨークの女性の「自分を信じて輝く」方法』『ニューヨークの美しい人をつくる「時間の使い方」』(いずれも大和書房)、『ニューヨーク流 本物の美の磨き方』(KADOKAWA)、『「自分を変える」には2週間しかいらない』(河出書房新社)、『ニューヨークで学んだ「私を動かす」47の言葉』『ニューヨークで学んだ「人生を楽しむ」121のヒント』『My Bucket List NY式 夢をかなえるノート』(いずれも宝島社)、『ニューヨークが教えてくれた「誰からも大切にされる」31のヒント』(光文社)など著書多数。内3冊の本が翻訳され海外出版された。


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